遺伝性トランスサイレチン型アミロイドーシス(ATTRv)の発症リスクがある集団を対象とした遺伝学的スクリーニングと、TTR陽性者の長期的なモニタリングを行うTRAMmoniTTR研究は、多施設共同・観察型・疫学的・縦断的研究です。
TRAMmoniTTR研究は、発症リスクのある集団におけるATTRvの有病割合を調査し、TTR陽性者の臨床状態をモニタリングするとともに、ATTRvのバイオマーカーを確立することを目的としています。
遺伝性トランスサイレチン型アミロイドーシス(ATTRv)は、TTR 遺伝子の病原性バリアントによって引き起こされる常染色体顕性(優性)遺伝性疾患です(Plante-Bordeneuve et al., 2011)。ATTRvは、遺伝性トランスサイレチン型アミロイドーシスとも呼ばれます。 TTR 遺伝子は、以前はプレアルブミンと呼ばれていたトランスサイレチンタンパク質をコードします。トランスサイレチンは主に血清(肝臓から分泌)および脳脊髄液(脈絡叢から分泌)に存在し、甲状腺ホルモンであるチロキシン(T4)や、レチノール(ビタミンA)と結合したレチノール結合タンパク質の輸送を担います。 トランスサイレチン(TTR )タンパク質の構造的不安定化と、誤って折りたたまれたTTR タンパク質の形成が、トランスサイレチン型アミロイドーシスの発症につながります。
診断までには平均4~5年の遅れが生じており、特に非流行地域ではその傾向が顕著です。また、ATTRvは臨床症状が多様であるため、誤診につながる可能性もあります(Adams et al., 2016)。
遺伝性トランスサイレチン型アミロイドーシス(ATTRv)は、TTR 遺伝子の病原性バリアントによって引き起こされる常染色体顕性(優性)遺伝性疾患です(Plante-Bordeneuve et al., 2011)。 TTR 遺伝子は、以前はプレアルブミンと呼ばれていたトランスサイレチンをコードします。トランスサイレチン(TTR)は主に血清(肝臓から分泌)および脳脊髄液(脈絡叢から分泌)に存在し、甲状腺ホルモンであるチロキシン(T4)や、レチノール(ビタミンA)と結合したレチノール結合タンパク質の輸送を担います。 TTR タンパク質の構造的不安定化と、誤って折りたたまれた TTR タンパク質の形成が、ATTRvの発症につながります。
診断までには平均4~5年の遅れが生じており、特に非流行地域ではその傾向が顕著です。また、ATTRvは臨床症状が多様であるため、誤診につながる可能性もあります(Adams et al., 2016)。
早期診断、適切な治療選択、そして個別化された治療方針の決定を支援するためには、ATTRvのバイオマーカーの確立が重要です。
参加方法については、 ClinicalTrials.gov をご覧ください。
現在、ATTRv患者さんを対象としたFDA承認済みの治療法はありません。
参加基準を満たす患者さんが本研究に登録されます。すべての参加者から、研究目的の採血を1回実施します。採血量は約1mL(血液約30滴相当)です。採取した血液を CentoCard®に滴下し、CENTOGENEへ送付した後、同社の検査施設で解析します。
検体は、次世代シーケンシング(NGS)に基づくシーケンス解析により、TTR 遺伝子全体を対象とした分子遺伝学的検査に供されます。
| 来院 | 時間 | 採血 | 電子症例報告書(eCRF) |
|---|---|---|---|
| V1 | 0ヶ月 | あり | あり |
| V2 | 3ヶ月 | あり | あり |
| V3 | 6ヶ月 | あり | あり |
| V4 | 9ヶ月 | あり | あり |
| V5 | 12ヶ月 | あり | あり |
| V6 | 15ヶ月 | あり | あり |
| V7 | 18ヶ月 | あり | あり |
| V8 | 21ヶ月 | あり | あり |
| V9 | 24か月 | あり | あり |
TRAM研究の成果発表:ANNALS OF MEDICINE; 53:1, 1787-1796. PUBLISHED 2021 OCT 16.
研究デザイン: 疫学的、多施設共同、国際的、非介入型研究
対象集団: 遺伝性トランスサイレチンアミロイドーシス(hATTR)のリスクがある参加者とhATTRと診断された参加者
最初の参加者の登録: 2018年4月
最初の患者登録: 2018年4月
研究終了: 2025年4月
研究目的
参加方法については、 ClinicalTrials.gov をご覧ください。
| 参加基準 |
|---|
| 参加者からインフォームド・コンセントを取得していること |
| 参加者が18歳以上であること |
| 国際的なガイドラインに基づき、アルコール依存症と診断されていないこと |
| いずれのがんに対しても化学療法を受けていないこと |
以下に挙げるリスク因子のうち、2つ以上に該当し、ATTRvの発症リスクがあること
|
Dr. Filipa Curado, Senior Clinical Project Manager
Clinical Studies Department
CENTOGENE GmbH
Am Strande 7
18055 Rostock
Germany
Email: filipa.curado@centogene.com